smtwtfs
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>
sponsored links
profile
flag counter (2011 7/22〜)
free counters
Free counters
My Music Works

madeleine(demo)
by Mizutamari (From Japan)
スマートフォンの方は↓で。
スマホ版表示
new entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
links
mobile
qrcode
others
無料ブログ作成サービス JUGEM
search this site.

Chris Cornell (July 20, 1964 – May 17, 2017)

 

 

90年代当時、オルタナやグランジにどっぷりはまり出した高校生の私にとっては、

SOUNDGARDENは苦手なバンドであった。声が好きになれない、ハードロック的な、

このアメリカン臭さが……などと感じていたように思う。

 

数年後、AUDIOSLAVEが始動すると聞いて、RAGE AGAINST THE MACHINEの

大ファンである以上、勿論興味津々ではあったのだが、ヴォーカルがクリス・コーネル氏

なのかあなどと感じたのも、本音を言えば事実だ。が、実際に音を聞いた、もっと言えば

名曲"Cochise"を聴いた瞬間に、強烈に手の平を返して、何だこれ、凄くカッコいい!! と

なったのは、私の耳が成長したからなのだと勝手に解釈している。その後、本当に改めて

サウンドガーデンを聴き直して、心からの土下座と共に、バンドの音、そしてクリス氏の

歌声の素晴らしさに開眼したのであった。

 

サウンドガーデン、ひいてはクリス氏は80年代からキャリアを積んできた人だし、ここで

90年代のレジェンドの1人、などというのは語弊があるかもしれない。正確に言うなら、

90年代のレジェンド達が憧れたヴォーカリストなのだから。それでも、あまりにも……

あまりにも90年代的な形で、突然この世を去ってしまった。

 

http://nme-jp.com/news/38050/

 

事実関係はまだ不明、その事実こそが90年代的で悲しくなる。あの時代を彩った、偉大な

ミュージシャン達の哀しい系譜に、クリス・コーネル氏もその名を連ねることになるなんて。

誰が想像しただろう。2015年12月のスコット・ウェイランド氏の訃報から2年も経ってない

じゃないか。

 

本物中の本物、絶対的な、時代を超えたカリスマティックなヴォーカリスト。素晴らしい

音楽を残してくれて、本当にありがとう。さようなら。

at 23:44, 某スタッフ, Music(Other)

comments(0), trackbacks(0), pookmark

5/12(金) 原宿アストロホール 〜 Formation初来日公演レポ。

 

 

無軌道なまでの荒々しいエモーションが、ストリートの何たるかを知るリアリズムが、

純粋無垢な音楽愛と共に、この瞬間でしか観ることの出来ない夜を生み出していく。

英国の若武者達による、見事なグルーヴの祭典であった。

 

 

さて。4月半ば辺りから今に至るまで、公私共に忙しく……気付いたら38歳になって

いた……事はともかく、ブログを書くのも随分ご無沙汰になってしまっていた。が、

先々月に、当ブログでも記事にしていた英国の若手注目株、Formationの初となった

来日公演に足を運んできた。金曜の夜、観客は私が着いた時点でかなり埋まっており、

女子率が高いようにも感じたが、私のようなアローンなメンズも多くいたし、年齢層も

それなりに幅広い。デビュー作を聴いて期待十分といった人も、とりあえず様子見と

いった人も程よいバランスで混在している、といった具合であった。こういった、

新人の初来日公演独特の雰囲気は久しく味わっていなかった。ライヴが始まる前から

何だか感傷的になってしまったな(笑)。

 

ほぼ定刻通りに客電が落ち、まずは演奏隊の4人が登場。キーボード2台とドラムスが

向き合うような立ち位置で、真ん中後ろにベース。激しいフラッシュライトと共に、

セッション風の演奏を始め、その後ライダースをラフに羽織ったヴォーカリストの

ウィル氏が登場。ライヴはアルバムの1曲目でもある"Drugs"で幕を開けたのであった。

 

図太いベース、しなやかなドラムス、美しい音色からノイズ、サイケデリックな空間も

作り上げていくシンセとキーボード。そしてカリスマティックなウィル氏のヴォーカル

……1曲目にして、早くもオーディエンスを自分たちのサウンドの世界へと引きずり込んで

いく。アフロ・ビート、ファンク、エレクトロ、ダブ……PRIMAL SCREAMやADF、

KASABIAN辺りの系譜に連なる、いかにも英国らしい、無国籍な雑食のビート感覚は

ライヴで観てこそ、といった趣であったが、ウィル氏が曲名を告げて始まった"Back Then"

辺りの縦ノリのビートでパンキッシュに突っ走る曲なんかは、音源の1.5倍増し。というか

走り気味くらいのカイ氏のドラム。でも、これでいい。これがいい。行儀の良い大学生

風情のインディ・ロック勢とは違う、ストリート発の荒々しさこそを、私としては

味わいたかったのだから。

 

表題曲にしてキラー・チューン、"Powerful People"は予想以上にキラーだった。KASABIANで

いう"CLUB FOOT"のような……このような楽曲を作れるというのは、とにかく強みになる。

演奏の入りこそ、ウィル氏がシンセ・パッドかな、操作ミスしてたのはご愛嬌ってことで(笑)。

 

アシッド・ジャズとトライバルなビートが融合したような"Pleasure"の、美しいサビに呼応

するような、坊主頭もお似合いのマット氏によるシンプルなピアノのフレーズがはっきりと

したコード感を演出し、非常に効果的であった。メンバー全員の役割がはっきりとしている

所なんかは、バンドのバランス感覚の良さを感じさせる。若さという武器に頼り過ぎない

ある種の冷静な眼差しは、10年代を生きる彼らならではのものと言えるかもしれない。

 

日本のファンへ、といったMCと共にデビューEPに収められた"WAVES"が披露されるなどの

サプライズも盛り込みつつ、スロウなビートでじっくりと歌われた、アルバムの中でも特に

メロウな"Blood Red Hand"でバンドのまた違った一面を披露。集まったオーディエンスへ

向けた嘘偽り無き感謝の意を表明し、本編ラストはとびきりキャッチーな"A Friends"

最高の盛り上がりを演出した。繰り返しになるが、エレクトロ〜シンセ・ポップ風の

激キャッチーな楽曲をも作れてしまう彼らの才能は強み以外の何物でもないし、将来性の

高さを否が応でも感じさせるのだ。何処へでも行ける。彼らは実に自由だ。

 

鳴りやまない拍手の中、アンコールはアルバムでもラストを飾る"RING"で〆。ウィル氏は

演奏前に上半身裸になり、本稿の最初に載せた写真を観てもらえれば分かる通り、無軌道で

無邪気な若さを爆発させておりました。最後なんか、フロアに突っ込んでたからね(笑)。

そうそう、彼らのようなバンドはこうでなくちゃ。正味45分程度のライヴであったが、

38歳児を鼓舞するには十分なパフォーマンスで、英国の若武者達は堂々たる初来日公演を

やり遂げたのだ。

 

 

とにかく大いなる将来性を感じさせる、未来の大器と成り得るライヴ・パフォーマンスで

あった。特にウィル氏は、狭いステージを縦横無尽に動き回る、見事なフロントマンっぷり

を魅せてくれたのだが、その歌声は常に一定のトーンを保っており、どんなにエモーションが

爆発しても、不思議なクールネスが決してぶれることなく感じ取れたことが、個人的には今回

一番の収穫である。得難い声である、ということだし、想像以上にオンリー・ワンの歌声。

逆に意外な面と言えば、あどけなさをほんのり宿した無邪気な笑顔を何度も見せたメンバーの姿

であろうか。終演後、すかさずメンバーが物販の所へ駆けつけ、積極的に観客と交流していた姿も

含めて、実にフレンドリー。英国らしい、ロンドンの知的な不良といった佇まいを予想していた

私としては、もっと不敵な態度の連中なのだろう、などと思っていたので……それもまた、今を

生きる若者のリアルな姿なのかもしれないな。

 

ともあれ、早くも次なる一手に期待せざるを得ない。もっともっと大きな存在になれるはずだし、

フジかサマソニに来ればいいのに、なんて。MCでは来年また来るといったような事を述べては

いたが、次回はより大きな舞台に立つ彼らを観たい。この夜集まったオーディエンスは皆、

そう思ったに違いない。

 

ありがとう、FORMATION。

at 23:14, 某スタッフ, Music(Live Report)

comments(0), trackbacks(0), pookmark

4/9(日) After Hours'17 後編

 

 

前編の記事はこちら

 

 

●mouse on the keys

 

彼らが出るなら観ないと、ということで2ヵ月ぶりのマウス。フロアは既にぎっしりと埋まっていて、

注目度の高さを感じさせた。正直言って、ワンマンの時よりも埋まっていたような……(苦笑)。

 

いつも通りの3人の姿ではあったが、中心人物の川崎氏はフェスということもあるのか、ワンマン時

とはまた違った、異様なテンションであったことが印象深い。開演時間になって照明が暗くなった

途端、「行くぞー!!!」と叫びながら演奏を始めたのには参った。我々にとっては、そのMCというか

煽りを聞いてしまうと、自動的に某月海のヴォーカル氏を思い出してしまうから(笑)。

 

フラッシュライトの演出、サックス奏者との共演もありつつ、2人のピアニストと1人のドラマーに

よる、緩急自在のグルーヴはやはり唯一無比であるし、いつ観ても凄まじい体験を味合わせてくれる。

言うなればキラー・チューン、"spectres de mouse"辺りでは大きな歓声も巻き起こっていた。

勿論、あの脱力感満点な川崎氏によるMCも健在。が、今回は遠慮していたのかそれほど喋っては

いなかったかな(笑)。「ギャップです」とまたも言い訳のようなことを口にしていたのが面白かった。

 

今回は、ワンマン公演の時ほどの衝撃を受けることは無かったが、ラスト曲の"Leviathan"まで

貫き通したmouse on the keys美学、それは何回でも味わいたい、格別な体験なのである。

ともあれ、今回のライヴが初体験だった方、そもそも彼らの事を知らないまま観た人達にも、

この強烈なアクトの存在は脳裏に焼き付いたはずだ。

 

●DJ KRUSH

 

さすがに一時離脱して飯を食らい、休憩後に再びO-EASTへ向かう。既にパフォーマンスが始まって

いたが、説明不要のレジェンド、DJ KRUSH御代である。彼の事を知ったのは90年代の頃、もっと

言えばちょうど20年前の事なのだが……当ブログを読んでいる方々なら察しがつくかとは思うが、

勿論LUNA SEA経由で知ったのである。90年代ビジュアル系育ち故の展開で申し訳ない(笑)。

 

JとGaZaをやったり、SUGIZOやINORANのソロ作に参加したり、LUNA SEAの楽曲においても、

"SWEETEST COMA AGAIN"でフューチャリングされていたので、名前だけなら知っている、と

いった感じで。その後調べてみると、改めて文章にするのも恥ずかしいほどの伝説的存在である

という事を知った次第であるが、こうして御代のソロ・ライヴ・パフォーマンスを観ることが

できようとは、夢にも思わなかった。こういう面白味も、フェスの醍醐味の一つであろう。

 

実際、しばらく観たらENVYを観に離脱しようと考えていたのだけど、結局最後までじっくりと

観てしまった。今回のイベントの面子的には、どちらかと言えばTHA BLUE HERBと同じように

アウェイだったことが災いしたか、オーディエンスの数がそれほど多くなかったのは残念では

あったが、観れて良かったと心から思えたな。何というか、あまり観たことの無いパフォーマンス

であった。ターンテーブルを楽器のように扱い、なんて前知識がぶっとぶ程の、本物中の本物が

魅せる一流のライヴ。世界を相手に何十年も活動しているアーティストだけが持つ凄味は、勿論

その手さばきから、その一挙一動から、それこそ全身から放たれていたが、結構ラフな雰囲気も

漂っていたのが印象的。無数のビートが入り乱れ、切り刻まれ、四方八方から迫りくる様は、

言葉で表現するのが難しい程の音体験で、これをたった一人の人間が表現しているのだな、と

思うと改めて驚愕してしまう。

 

MCは一切無かったが、最初から最後までノンストップで余裕綽々な態度で突っ走り、軽く手を

挙げて去って行く姿は、何処までもクール、自然体のダンディに満ち満ちていた。天晴れ。

 

●toe

 

いよいよ大トリ。イースタンユースも観たかったが、最新作(2015年)をリリースした後のtoeを是非

観たいと思っていたので、後ろ髪引かれつつもtoeを選んだ。結果論だが、選んで正解であった。

勿論、イースタンを選んだとしても同じような事を書いていた可能性は高いが……(笑)。

 

思い返してみると、toeのライヴを観ること自体、7年前のALBUM LEAFの来日公演でゲスト参加

した時以来であった。その前は9年前のDO MAKE SAY THINKの初来日公演の時。つまりワンマン

でのtoeの公演は未だに観たことがないのだが、今回、フェスとはいえトリを務める彼らのライヴを

観ることができたというのは、やはり僥倖と言えるだろう。

 

相変わらず、O-EASTの広いステージをフルに使う、なんてことは一切無く、中央に全員が向き合う

ように集まって、ライヴは"1/21"でスタート。一発でそれと分かる彼らの音は、今回のイベントに

おいて何度となく使ってしまったので安っぽい響きになってしまうが、やはり唯一無比、圧倒的な

オリジナリティである。勿論、影響源を挙げることは出来るが(PELEとかAMERICAN FOOTBALL

とかTRISTEZAとか)、もうそういったレジェンド達の影響からとっくに脱して、むしろtoe自体が

オリジネイターとなった今、クリーンなギターの音2本とリズム隊だけで、並のロック・バンドが、

ハードコア・バンドが泣いて謝る程の強烈なグルーヴを生み出す様に、観ている私も胸の中に

言い知れぬ熱い何かが込み上げてくるのを抑えることができなかった。素晴らしい。本当に凄い。

 

何度でも書くが、彼らがそもそもハードコア、パンク系のバンド出身であったということから

生じる独特の緊張感、これは今もって健在であって、音だけ聴けば、7THコードを多用した

お洒落なサウンドとも言えるのに、ライヴでの彼らはそんなものとは百万光年も離れた位置に

いる。時にアコギを抱えたまま立ち上がり、のたうち回る山嵜廣和氏。演奏中に天を仰ぐように

叫び、顔でギターを弾きまくる美濃隆章氏。見た目からして一番ハードコア〜パンク畑の匂いが

残っていた山根敏史氏(キャップにTシャツにハーフ・パンツ!!)。こちらも顔で楽器と対峙する

タイプ、激烈なエモーションと神業クラスのドラムスで空間を支配する柏倉隆史氏。スタジオ

作品では、隙の無い、緻密なバンド・アンサンブルで構築されたサウンドを鳴らす彼らだが、

ライヴでは4人が4人共、タガが外れたようなパフォーマンスをかますのだから、最高である。

 

ライヴ後半だったか、感極まった柏倉氏は演奏終了後にドラム・セットを離れて、シンバル

投げつけてたからね。お上品なポスト・ロック、インスト・バンドなどとはまるで違う存在

なのが、toeなのだ。

 

個人的には、1ST作の"past and language"をやっていたのが嬉しかったな。私が初めてtoe

を知ったアルバムだし。もう12年も前かと思うと吃驚するが。この文章を書きながら、

久々に聴いている……音源も当然カッコいいけど、ライヴだと更にカッコいいわ。

 

山嵜氏独特のゆるーいMCも健在。マイク通さずに喋ってたから(笑)。適当な事も、真面目な

事も、自然体で緩く喋る感じは、初めて彼らのライヴを観た時と何ら変わらず。

 

「皆さんは、明日仕事を休むんでしょ?」

「まあ僕らは50年くらいバンドやってるから慣れてるけど」

 

確かこんなような事を仰っていたのだが(笑)、オーディエンスから「休みたーい」と声が上がって

いたのには笑った。私もそう思いました。はい。

 

閑話休題、本編ラスト曲は"Song Silly"。山嵜氏がヴォーカルを担当する、ミニマルな佳曲

なのだが、ライヴで聴くと異様に美しく、涙が出るほどのエモーションにやられてしまった。

演奏が終わった後の、観客の拍手や歓声も一際大きかった。

 

が、それだけでは終わらない。「皆帰る前に早めに来た」みたいなことを山嵜氏が喋りつつ

(照れ隠しなのかな、という気もした)、アンコールは"グッドバイ"。ゲスト・ヴォーカル

として土岐麻子(EX:Cymbals)がサプライズ出演したものだから、フロアは騒然となった。

静かで上品な情熱を持った土岐麻子女史のヴォーカルと、遠慮無しの激烈パフォーマンスを

かますtoeの面々とのコントラストが実に面白く、そして泣けた。温かな感動を呼び覚ます、

見事な共演であった。

 

 

終わってみれば8時間以上があっという間に過ぎたAFTER HOURSというライヴ・イベント。

まだまだ素晴らしい可能性をたくさん秘めたフェスだと思うし、定期的に開催してくれたら

実に嬉しい。その都度、タイムテーブルに頭を悩ますことになるのだろうが……(笑)。

 

ともあれ、この素敵な音楽フェスに関わった全ての人に感謝したい。本当にありがとう。

at 23:59, 某スタッフ, Music(Live Report)

comments(0), trackbacks(0), pookmark