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madeleine(demo)
by Mizutamari (From Japan)
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11/24(日) 新宿LOFT 〜 サロン・ド・キノコ〜秋の人間狩りリターンズ



メジャー・デビューして3年は経つバンドにして、相変わらずの↑のクオリティを見て、
何となく安心してしまう私であった(笑)。

さて、本編レポート前にいきなり余談になってしまうが、今回のキノコホテルのライブ・・・
実演会は、私にとっては通算で7回目の参戦となる。こんなに1つのバンドのライブに
足を運んでいるのは、私にしてみれば初めてのことである。もちろん、ツアーがあれば
全部回るといった熱烈なファンというのはどのバンドにもいるし、決して多い数では
ないのも分かっているが、私は基本的に海外のバンド及びアーティストメインでライブ
通いをしている身であって、かつなるべく多くのジャンルを、なるべく多くの特に若い
才能を見たい、という気持ちがある以上は、1つのバンドに対するライブ鑑賞の割合は
必然的に多くなることはない。一番多くて、おそらくThe Kooksかなあ。6回くらい?
Album Leafも5回くらい見ているかな・・・それはさておき、もちろん国内のバンドで
ライブが主戦場というスタンスのバンドだからこそでもあるが、何より節目節目で
観に行きたくなるくらいに、カッコいいバンド。それが私にとってのキノコホテルなのだと。
それは最初に強調しておきたいところだ。

そんなわけで私にとっては2年ぶりとなったLOFTでの実演会。大体20分くらい押しての
開演だったかな、2年前と同じくステージを隠していたバックドロップに映像が映し出された
のだが、今回のツアー・タイトルにちなんで支配人ことマリアンヌ東雲による、ちょっとだけ
グロテスク、すごく安っぽい(いい意味で)ホラーな演出に思わずにやり。けれん味たっぷりの
キノコ節は健在である。その流れでバックドロップが幕を開け、いつもの通りに楽器隊3人の
インスト演奏でライブはスタート。今回、私は前回の実演会で好きになった(笑)、新メンバー
ジュリエッタ嬢付近にいたので、とりわけ彼女のプレイヤーとしての凄まじさを実感すること
になったのだが・・・それは追々書いていこう。

しばらくしてマリアンヌ様が黒を基調とした素敵でカッコいい衣装(今回のツアー用だろうか)で
登場。私がキノコの実演会に通い始めた頃と比べて、すっかり観客の盛り上がり方も様変わり
した印象だが、今回も初っ端からフロアは結構な押し合いになっていた。目を輝かせて、
「マリアンヌ様ー!!!」と叫ぶ女性ファンもちらほら見えて、思わず嬉しくなる私。そうそう、
男共だけが囲うようなバンドじゃないだろ、女の子に憧れて然るべきバンドだろ、と男の私が
勝手にそう思っていたので、こういう展開は・・・おそらくバンド側としても歓迎しているのでは
ないかな、と。ライブはそのまま“球体間接”へ。やはり音源より遥かにライブ感満載、激しく
ロックしている。マリアンヌの歌声もライブを重ねるごとに強く艶やかになっているのがよく
分かる。「私はもえているのよ」という歌詞そのままのイメージである。続く“業火”では、
早速ジュリエッタ嬢の素晴らしいベース・プレイに圧倒される。原曲は前任ベーシストである
エマちゃんのプレイだが、例のスピーディなランニング・ベースのパートを小悪魔のような
笑みを浮かべて余裕で弾きまくるジュリエッタ・・・素晴らしい。私の立ち位置からはほとんど
見えなかったのが残念だったケメちゃんも、相変わらず攻撃的なファズ・ギターとワウ全開の
プレイが聴こえてきたので、そういえば数ヶ月前に彼女のソロ・ライブを見たことを思い出して、
女は二面性を持っているよなあとオッサン的感想を持ってしまった(笑)。歓声がいつも一番
多い(今回、あまりに多くて支配人がいきなりステージを去ってしまった一幕も(笑))元気な
ドラマー、ファービーは相変わらず笑顔で楽しく、熱くしなかやなドラムスでグルーヴを
作っていく。今年5月の実演会でのレポートでも書いたことだが、キノコホテルの従業員の
中でもプレイヤーとして常に成長を続けているのは彼女だと思う。攻撃的なギタリストに
攻撃的なベーシスト、という面子の中で、ガレージ調でもGS調でも昭和歌謡調でもサイケ調
でも、支配人の描くキノコホテルの世界は常に変化しているであろう中、その根本的な世界観
を破綻させずに纏め上げていることは、もっと評価してもいい。

結構な楽曲を立て続けにプレイした後、MCはいつもの如くグダグダな雰囲気で相変わらず(笑)。
前述したマリアンヌ怒りのステージ退出という場面もありつつ、「全然売れない」と嘆くグッズ販売の
宣伝、サイリウム(!)を取り出して、数人持ってきていた観客に対して、「少ない」と言いつつも、
「ばっかじゃないの?」と毒づいて、毒づいたくせに所謂アイドル・ファンや声優ファンがやるような
動きをやってみせる支配人・・・なんというか、彼女達はやっぱり何処か誤解されている気がする。
バックボーンとして豊富な音楽的知識があり、それがカルトかつマニアックなものであって、
更にアングラとされるカルチャーにもどっぷりで、そういったバンドやアーティストとの対バンも
好んで行っているところだけを取り上げると、取っ付き難い印象もあるだろうし、アルバムなどの
アートワークをあえて刺激的な、挑発的なものにしたりするのを見て、その深い音楽性に
辿りつく前に、敬遠してしまう音楽ファンもいるやもしれない。だが、実演会に行けば分かる
ことだが、彼女達、特に支配人は驚くほどサービス満点で、自身が述べていたように、毎回
生傷の絶えない激しいライブ・パフォーマンスでもって、ここまでのキャリアを築いてきたので
ある。ファンになって3年しか経っていない私がファンの代表面するつもりなどは欠片もないが、
あえてそこは言っておきたい。確かにカルト的雰囲気はあるし、本人たちも意識している面は
あるのだが、同時にポピュラリティのあるメロディがちゃんとある。それが面白いところなのだ。

ちなみに、以前もあった支配人による壮絶ノイジー・ギタープレイもありました。私のいる位置の
目の前でやってくれたのが眼福であったが、まあ適当にノイズを放出しているだけなのがまた
ロックでしたな。昔、某チバユウスケ氏が「俺のノイズがグルーヴを作る」みたいなことを
嘯いていた記事を思い出しました(笑。もちろんミッシェル時代の話)。

毎回実演会に足を運ぶたびに、何らかの新しい発見があるキノコだが、今回はかなり新曲
多めであったので、演奏という面においては若干こなれていない瞬間もあったと思う。どうやら
来年辺りにリリースされる新音源に収録されるかもしれない・・・とのことだが、ファービー曰く、
「全ては支配人次第」だそうです(笑)。私の気付いた範囲では、新曲たちはジュリエッタによる
ベースから始まる曲が結構多かったように思う。やはり彼女の加入は大きく、でも彼女の持つ
ポテンシャルをまだ支配人が完全には活かしきれてないかな・・・とも感じる。キノコホテルの
バンド的な力学を考えると、基本的にマリアンヌ東雲の頭脳にある「キノコホテル像」があって、
個性のある従業員を徹底的に調教しつつ、楽曲を生み出しているという感じだとは思うが、
ジュリエッタ嬢のベースはそこから結構はみ出ているように思う。フリー・ジャズ、マス・ロック
的な素養があり、正統的技術もアヴァンギャルド的なアプローチも出来る彼女のプレイを、
確固たるスタイルがあるケメちゃんのギターにどう絡ませていくのか? 今回のライブでは
それに対する答えは見えてこなかったが、それは今後の楽しみに取っておこう。

キノコホテルはお約束の芸風、といったものがあるのも魅力なところで、従業員紹介というのも
いつもながらきっちりあったが、今回は新曲から従業員紹介、そして“キノコホテル唱歌”
いう流れで本編は終了。従業員紹介の中で、これまたお約束的に各々の演奏がクローズアップ
されるのだが、今回は特にファービーの演奏が良かった。自身のソロ・パートを演奏後に、
ミドル・テンポでシャッフルのグルーヴィーな展開に繋げていくのが新鮮だったし、繰り返すが
彼女はどんどん上手くなっていくなあ、と感じたのだ。お約束といえば“キノコホテル唱歌”
ケメちゃんとジュリエッタによるアイドルっぽい振り付けだが、その時ばかりはエマちゃんの
お人形さんみたいな可愛い動きを思い出して、若干せつない気持ちになってしまったな・・・。

アンコールは、そう、今回最も驚いたのはアンコールでの展開。最初、「アンコールありがとう
ございます♪」みたいなキュート(笑)なジュリエッタのMCを揶揄するように、わざとぶりっ子
っぽく同じく「アンコールありがとうございます♪」とのたまったケメちゃんには笑ったが、
・・・仲悪いわけじゃないよね・・・それはさておき、アンコール一発目は怒涛のメドレーで
あった。今回、新曲も多く所謂鉄板の楽曲があまりやっていなかったは気にはなっていた
のだが、ジュリエッタによる“静かな森で”のベース・ラインが鳴らされて、思わず「おおっ」と
叫んでしまった。そのまま“キノコホテル唱歌”〜“人魚の恋”〜“危険なうわさ”〜
“還らざる海”〜“もえつきたいの”〜“あたしのスナイパー”〜“非情なる夜明け”
といった
流れで完全にノックアウト。見事である。言うまでもなく、水準以上の演奏能力、ライブ・バンド
としての実力と自信が無ければできないことであり、過去の実演会でもメドレー風の展開は
あったと思うが、ここまで長尺なメドレーは個人的には初めてだし、久々の楽曲も聴けて
非常に満足。・・・でもこれで終わらせないのもキノコの良いところ。ダブル・アンコールにも
応え、Tシャツ(新作かな。買いましたよ!!)に着替えた支配人と共に、カッコいいインストの
“エレキでスイム”、そして待ってましたの“真っ赤なゼリー”で完璧な〆。何だかんだで
最後まで残って感謝の意を述べる支配人、やっぱり根は結構ファン思いで、情熱的に音楽を
好きな人なんだろうなあ。面と向かって言ったら殴られそうだが(笑)。


今回、個人的には体調も悪く、ライブの途中くらいまでは色々と考えてしまっていたところも
実はあったのだが、カッコいいキノコホテルはそんなオッサンの体調も思いも吹き飛ばして
くれた。オリジナル曲もカヴァー曲も、キノコホテルが演奏すればキノコホテルの音楽へと
昇華される。それを、見た目も魅力的なメンバーが素晴らしい演奏でカッコいいライブを
してくれるのである。悪いことは言わない、ちょっとでもキノコホテルの音楽を気に入った
人は絶対にライブに行くべきだ。特に女の子たちは、こういうバンドを見て、自分たちも
楽器を弾こう、バンドをやろうと思ったとしたら・・・最高じゃないか。
 

追記・・・サイリウムといえば、先日の赤い公園でも話題に上がっていた。メンバーとしては、
サイリウムを観客に浸透させたいと言っており、自分(ヴォーカルの千明嬢)はももクロの
サイリウムを持っていると自慢げに語っていたことを思い出し、今回のキノコホテルとの
スタンスとの違いが何だか面白い。無邪気で奔放なのは若いというだけではなく、単に
元々持っている資質の差なのだろうが・・・。

at 15:57, 某スタッフ, Music(Live Report)

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