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by Mizutamari (From Japan)
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L'Arc〜en〜Ciel 「Tierra」




1994年の今日、Tierraと名付けられた作品は、L'Arc〜en〜Cielのメジャー・デビュー
アルバムとして、リリースされた。今日で20周年。拙ブログにて何度となく書いている
ように、私がこの作品と出会ってからも、20年という月日が流れたのだと思うと、やはり
感慨深いものがある。数か月前の黒夢の記事と同じように、記念すべき日に、ごく個人的な
想いをつらつらと書き連ねていきたいと思う。

やはり20年も前の事なので、94年の何時にこのアルバムを手にしたのか、その辺りは
はっきりとした記憶が無いのだが、姉経由で知ったという思い出が・・・うっすらとある。
もしかしたら、リリースから3か月後に出た1STシングルBlurry Eyesと同時くらいかも
しれないが・・・ともあれ、20年目という事には変わりないし、何よりこのアルバムを
聴いて受けた衝撃、感動は、ファースト・インパクトだけで考えたなら、黒夢やLUNA SEA
より上だったかもしれない。無論、今になって自己分析してみた結果であって、当時そのような
客観的な、音楽を聞きわける耳などはまだまだ持ち合わせてはいなかったし、新しく聴く音楽
全てが新鮮であったことは言うまでもない。それでも、Tierraから受けた強烈な鮮烈な印象、
全曲における恐ろしいほどの完成度、確かな世界観、まさにタイトル通りに、「何処までも広がる
限りない大地の」ような美しさは、今、改めて聴いてみても色褪せるものではない。もちろん90年代
ビジュアル系の代表的作品の1つではありながらも、同時に時代の制約から解き放たれた、非常に
タイムレスな魅力が、本作にはあるのだ。

以下、楽曲について好き勝手に述べていこう。

1.In the Air

イントロの、tetsu(現tetsuya)氏の和音を使ったベース・フレーズを初めて聴いた時の
胸の高鳴りは、今も覚えている。そこに重なり合うように鳴らされるken氏のディレイ全開の
ギター、sakura氏のドラム・ロール、そしてhyde氏の抑制の効いたヴォーカル・・・まさしく
物語の幕開けのようなオープニングは、改めて聴いても、やはり完璧である。作詞作曲はhyde氏。
歌詞に関しては、Duneの頃に近いムードで、絶対的な自然への畏怖、といったような空気が
濃厚である。もちろんビジュアル系なので、最後には「立ち尽くして」いなければならない(笑)。

アルバムの1曲目としては、見事すぎるというか、出来すぎな楽曲であろう。

2.All Dead

前曲のアウトロと重なり合うように、シンプルなピアノ・フレーズが鳴り、ハードなギターが
強烈な印象を与える楽曲。確か、ken氏は自分なりのグランジだとか言っていたような・・・
ヘッドホンで聴くと、右チャンネルではアコギが鳴っているのも興味深いし、グランジのように
1つのコード・パターンが繰り返されるのではなく、様々な展開を見せるのがラルクらしい。
「叶わぬ願い」の所のコード進行とか、さすがの拘りであろう。歌詞はhyde氏お得意の、何処か
狂気じみた愛を歌っている。ビジュアル系という観点から見ると、類型的なパターンとも言える
のだが、当時のビジュアル系でこういう歌詞をこういう楽曲にしたバンドは、あまりいないのでは
ないかと思う(その後もか)。以前にも書いたように、あまり良い表現とは言えないであろうが、
同時代的な洋楽的センスが、既に彼らに身に付いていたからこそのアレンジ能力である。

3.Blame

今年の国立競技場のライブで18年振りに披露されたという。この楽曲もまた、Dune期の香りが
色濃く残っているのだが、たった1年で次元の違う領域に突入していた事がよく分かる曲でもある。
ベースは今聴くと若干J氏(LUNA SEA)っぽいですね(笑)。特に後半のベース・ソロ的なパート。
休符を上手く使って、最後に和音になるところとか・・・このやり方、後続のビジュアル系バンド
のベーシストがこぞって真似しているし、私自身も憧れて自分の作った曲に取り入れたりしたなあ。

狂おしいまでの想いを低音と高音を上手く使って、情熱的に歌い上げるhyde氏が素晴らしい。
ラストの泣きのギター、ヴォーカルと共に感情表現しているかのようなドラムスも最高です。

4.Wind of Gold

表現力が無いと出来ない類いの曲であるし、ラルクの元々持っている、エキゾチックなムードに
浸れる楽曲である。このコード進行、20代半ばのロック・バンドがやろうとはなかなか思わない
だろう。作曲者はken氏。この手の楽曲はドラムスが一番難しいと思うのだが、sakura氏は
さすがのセンスで、単にロックを叩いているというだけでは到底表現することが不可能な、見事な
‟ムード”を作り上げている。ベースは容赦なく動き回ってアピールしております(笑)。hyde氏は
楽曲に沿った形で、中盤のファルセット以外は、ほぼ低音のメロディをじっくりと歌い上げて
いる。おそらくDuneの頃だったら、もっとわざとらしくなってしまっていたのではないかな、
と思う。はっきりとした成長は、こんなところからも伺えるのだ。

5.Blurry Eyes

上述したように。記念すべき1STシングル曲である。とはいえ、先行シングルではなく本作からの
リカット・シングルで、某アニメのタイアップにもなった。作曲者のtetsu氏が持っているポップな
作曲センスが炸裂、それでいてラルクならではの凝ったアレンジ・センスが随所に織り込まれた、
見事な完成度を持った楽曲である。Aメロに入る前のちょっとしたアコギ・フレーズであったり、
ギター・ソロ〜洒落たCメロ〜更にギター・ソロ、という展開もいいですね。

この楽曲に関しては、ビジュアル系の歴史という意味において、PV映像の重要性に言及しておきたい
ところ。Cメロで、メリーゴーランドに乗るhyde氏とtetsu氏による、あのシークエンス・・・あれは
重要だろう(笑)。それと、例の清春氏がアニメのタイアップということを非難した云々、まあそれは
本人が否定したそうですが、割と早い段階から、まことしやかにその噂は流れてましたね。私も、
90年代当時は信じてました・・・まあ本人達の関係がどうであれ、音楽リスナーとしてはあまり
関係が無いというのも事実だけど。

6.Inner Core

sakura氏作曲というレアな楽曲です。いかにもビジュアル系らしい、「狂った」ようなハードな曲
ではあるのだが、さすがsakura氏が作ったというだけあって、非常に難解というかプログレッシブな
楽曲展開で、単なるビジュアル系流儀の「狂ってる僕ヤバいよね」曲とは一線を画す出来栄えとなって
いる。Aメロの何処か不安定なコード進行からして、さすがであろう。当時、おそらく商品化されて
ない? この楽曲のライブ映像を観たことがあるのだが、間奏のベースをダウン・ピッキングで弾いて
いるのが印象深かったですね。その後のken氏のギター・ソロも、顔で弾きまくっているのが良かった。
このドラムスも非常に難しそう。テンポが速い上に、物凄く細かいフレーズを所々で叩きまくって
おられます。メタル畑、ロック畑というだけでは出てこないセンスであろう。

ラストにおけるhyde氏の語り、そして狂気の笑い声(笑)!! もちろんこれは、ビジュアル系として
限りなく正しいのです。一回はやらなくてはいけない、というか。

7.眠りによせて

この楽曲についてはここを参照して頂きたい。実質的なメジャー・デビュー曲であり、ビデオ・
シングルという形でのリリースであったことは、メンバーは快く思ってはいなかったそうだ。
とはいえ、最高の楽曲であることは間違いないのだが。

8.風の行方

個人的に、本作の中でもかなり好きな楽曲。UKロックの香りを濃厚に漂わせながらも、単なる
洋楽をそのままトレースしました、という風にはなっていないところが、さすがと言えよう。
ギターは泣きのメロディがいかにもken氏らしいが、割合にシンプル。対照的に、こういう曲でも
細かいフレーズを執拗に弾きまくるベースが印象的である(笑)。核となるのは、何処か悲痛な、
物悲しくも力強いメロディであろう。hyde氏の激情が炸裂する、「その涙に終わりはないの?」と
いう問いかけには、今もドキっとさせられる。そして、最後は「今も・・・」というビジュアル系
としか言いようのない三点リーダーで終わるわけです。最高。

9.瞳に映るもの

ピアノ主体のバラード。ビジュアル系王道のYOSHIKI的なクラシカルさよりも、より内省的な
雰囲気で、後半部分の極端なインプロのような変化も、アルバム全体における‟ムード”に
ぴったりである。Duneにも近しい雰囲気の‟失われた眺め”が収録されているのだが、本作に
おいてはラスト曲の前に、こういった楽曲が収録されていることが重要であると思う。

10.White Feathers

アルバムのフィナーレを飾る楽曲として、あまりにも素晴らしい、8分近い大作である。この時点
でのL'Arc〜en〜Cielの全てが詰まったような曲で、イントロのアルペジオを織り交ぜたクリーン・
トーン、オクターヴ奏法によるメロディアスなフレーズから始まって、かなりアヴァンギャルドな
ギター・ソロ、アコギのバッキング、等々自身の持つ技術を全てぶち込んだようなken氏のギター。
動き回るフレーズはもちろんのこと、Aメロにおけるスタッカート気味に弾くルート音の緊張感も
印象的なtetsu氏のベース。ドラマティックな楽曲展開を強い集中力でもって支えつつ、決して
平坦にならず、随所に彩りを添えるsakura氏のドラムス。それらが絶妙に絡み合い、この大作を
見事に作り上げているのだ。メジャー・デビュー作ということを考えたら、破格の出来栄えであろう。

そしてhyde氏のヴォーカル、これは彼の輝かしいヴォーカリストとしての仕事の中でも、最高クラスに
素晴らしいものである。それこそ1つの物語を歌い上げているような、低音からファルセット、ギター・
ソロ前の「羽は広がらず落ちていく」の部分における激情、その全てがhyde氏の才能を如実に表すもので
ある。一人称はあえて省いて、「彼」の物語である歌詞にも注目されたい。誰か他人の物語なのか、
それともhyde自身の物語なのかは不明だが、上述したように、大いなる自然との繋がりと「彼女」への
想いを同列に語るようなセンスは、おそらくこの楽曲によって、一区切りついたのではないかと思う。
つまり、この曲を作ったからこそ、次作への新たなる展開へと足を踏み入れることが可能となった
のではないかと想像する。考え過ぎかもしれないが、それほどに重要な楽曲であると私は解釈して
いるし、中学三年生だった当時から、20年を経た今聴いても新鮮な感動を受ける楽曲だ、という事は
改めて強調しておきたいと思う。


メジャー・デビュー作以降は、ガラっとスタイルを変え続けた黒夢とはまた違い、むしろ音楽性の幅を
一気に広げていくという展開を見せるラルクなのだが、95年にまたもビデオ・シングルという形で
リリースされたand She Saidに度肝を抜かされることになるのだが・・・その辺りは1年後にまた
書けたら、ということで(笑)。

at 00:00, 某スタッフ, Music(20th Anniversary)

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comment
蛆癒え, 2014/07/15 12:18 AM

最高ですね。ラルク。
このアルバムは聞いた瞬間に買わなくてはならないと直感で感じたことを憶えてます。

捨て曲というか、全曲飽きがこないし、アルバムとして文句なし。

blame 眠りによせて 風の行方のアンニュイで浮遊感あふれるAメロ Bメロからサビでのエモーショナルな流れはL'Arc-en-Cielじゃないと表現できないものだと再認識しました。

Pink Floydのおせっかいの様な涼しげなアートワークもクルクルパーマで中性全開のhydeも含めて、最高ですね。
いいよな。ラルク。

某スタッフ, 2014/07/16 11:28 PM

>蛆癒えさん

このアルバム、私が蛆癒えさんに貸したんでしたっけ? 15歳の頃の
思い出はごっちゃになり過ぎていて、その辺の経緯は不明ですが、
お互い狂うほど聴いたのは間違いないですよね(笑)。


某ミルクちゃんも、いずれは拙ブログにて取り上げないといけないと
感じます(笑)。90年代残滓といった感じの狂い咲く毒の華状態の作品
でしたからね・・・。










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Nowpie (なうぴー) J-POP, 2014/07/20 7:22 AM

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