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by Mizutamari (From Japan)
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10/26(月) 新代田fever 〜 The Velvet Teen来日公演レポ。



彼らの最新作「All Is Illusory」の記事を当ブログで取り上げてから数か月、想像以上に
早々と決まった来日公演。月曜の夜という厳しい条件ではあったが、結構な人数の
オーディエンスに恵まれて、素敵なライブを披露してくれた。以下、いつものように
好き勝手に書いていく。

●cinema staff

ゲストとして最初に登場した4人組。名前くらいしか知らなかったが、若いながらも
キャリアも長く、元々は残響から作品を出していたという実績も伊達じゃない、変則的な
リフや練られた楽曲アレンジも堂に入った、楽曲そのものからライブ・パフォーマンス
まで、非常にクオリティの高いバンドであった。この手のバンドにありがちな、演奏は
いいけどヴォーカルが……といったようなこともまるでなく、伸びやかで艶もある、
良い歌声の持ち主であった。00年代の空気をたっぷりと感じさせつつ、今時の裏打ち
よろしくなワンパターンな展開も無し、おそらくは90年代のヒット曲も子供の頃に
聴いていたのだろうと思わせる、ミスチルとか好きなのかも、なんて想像させる
ようなメロディもあって、あくまで歌重視な姿勢は好ましいものがあった。メジャーという
フィールドで戦っているバンドならではのオーラもあり、こういう若い連中がいるなら、
まだ日本の若手音楽シーンも大丈夫だろう、などと偉そうに思ったりも(笑)。

まあ、驚くほどのアクの無さは、やっぱり00年代以降のバンド特有のものだなあ、とは
感じたが。それはマイナス点などではなく、単なる私個人の感想である。

●lostage

やっぱり名前くらいしか知らなかったバンド。ぶっきらぼうでそっけない態度、愛想の無い
ルックス、これは期待できるかも、なんて。明らかにフレッシュさは無いし(笑)、もしや
同世代かと思ったら、後から調べたらやっぱりベース&ヴォーカルとドラム氏79年生まれの
同い年でした。フロントが兄弟でやっているというこのバンド、3ピースならではの音の駆け引き、
オルタナやポスト・ハードコア、グランジなんかもきっと好きなのだろう、という同世代グルーヴを
感じさせる楽曲、「汚れちまった悲しみ」なんて言葉が飛び出す歌詞も含めて、まあ嫌いではない。
が、如何せん歌声が……イースタンユースみたいなのを想像していたのもあって、んん?って
なってしまった。正直、私の好みでは無い。しかし、彼らがおそらくは同業者に人気が高い
のではないかな、と思わせる孤高の立ち位置というか、愚直なまでに誠実な態度で音楽と
向き合っているというのは、こんな私にも伝わったというのは書いておきたい。

但し、例のLUNA SEAのピックの話に関しては、SLAVE歴21年の私としては苦笑いしか
浮かびませんでしたが。やっぱりビジュアル系って、彼らのようなバンドの世界では、
こういう扱いなんだよね、まあ分かるけどって感じで(苦笑)。

●The Velvet Teen

地味なルックスの男達、だがしかし、中心人物のジュダ(Vo&Gt)、そして一時期脱退するも、長年
パートナーとして連れ添ってきたジョシュ(B&Vo)の腕にはびっしりとタトゥーがあって、もう
それだけでも安心できる(笑)。パンク〜ハードコア界の人間が、VELVET TEENのような音へと
辿り着くというのは、当ブログでも何度となく言及しているように、結果生まれる音に対する
信頼度がまるで違うのである。ジョシュ氏は特に、90年代激情系エモコアの隠れた名バンドである
Edalineにも参加していたという事実もあって、私のような人間にとっては信頼に足る、信頼して
然るべき男達だと感じるのだ。

最新作から、優美でドラマティックな"The Giving In"でライブはスタート。初っ端私の心を
掴んだのは、サポートのギタリスト。エフェクターの要塞を築き上げ、音響〜シューゲイザー命
と言わんばかりのギター・プレイは、久々にこの手のプレイヤーを観たこともあって、何だか
懐かしい気持ちになってしまった……というか、音でかすぎ(笑)。音源よりも遥かに音響的な
アプローチが全開で、慣れない人は戸惑ったに違いない。2代目ドラマーの巨漢、ケイシー氏の
プレイはこの時点で確かな手腕を感じさせたが、続く"You Were the First"で一気に炸裂。
ほとんどマス・ロックの如き手数の多さ、強烈であった。ジョシュ及びサポート・ギタリスト側
最前列にいたこともあって、最初はジュダのあの歌声は聴き取り辛かったが、耳が慣れてきたのか
途中からちゃんと聴こえるように。"The Manifest"の繊細さ、"Sonreo"のデビュー時を思わせる
エモーショナルなメロディ、ああ、生で観ているのだなあと感動してしまった。

東京でライブをやるならこれをやらないと、って感じの"TOKYOTO"でも、ケイシー氏の激烈な
ドラムスが全開。VELVET TEENを、線の細いインディ・ロックバンドなどと思っていたら、
ほんと大間違いです。経歴も含めて、彼らは厳しい米国インディ〜ハードコア業界の荒波に
揉まれて培った、強力なバンド・アンサンブルでライブをこなす面々なのだから。

長尺の"Taken Over"も披露していたが、外人連中とそれに便乗した若い衆が五月蠅かった
せいで水を差されたような気分になったことを除けば、このような楽曲もきっちりライブで
披露できる彼らの力量に、改めて感服した次第。

MCはそこそこ控えめに、日本に戻ってこられたことをとても嬉しそうにしていた様子で
あった。後半には大名曲"Radiapathy"を披露、大合唱が巻き起こった。この曲を、恐らくは
リアルタイムで聴いたわけではないであろう若い連中も、私のようなオッサン連中も、皆で
大合唱だ。そのままの勢いで、"Pecos""No Star"という流れで本編は終了。この時だったかな、
ジュダ氏は勢い余って転んでました(笑)。でも楽しそうな顔だったなあ。

アンコールにも応え、これまた初期の大名曲"Naked Girl"で熱心なファンは歓喜の渦に。
90年代後半〜00年代初頭のエモ、インディ・ロックの香り濃厚で、音源はデスキャブの
クリスがプロデュースとかいう出来過ぎ(笑)な配役も含めて、最高としか言いようのない
蒼いメロディ、サウンドに涙を禁じ得ない。もう、本当に素晴らしい。

とはいえ彼らは、繊細でありながらも強靭なロック・バンド。ラストは"333"で激しく
攻めて〆。あえてこういう曲で終わらせた彼ら、カッコ良かった。


今回、ライブとは関係のないところで色々と思うこともあって、こうやって記事にする
のも遅れてしまったのだが、思い返してみれば、やはり観て良かった、本当に良かったと
心から思えるライブであった。ありがとう、THE VELVET TEEN。

at 23:22, 某スタッフ, Music(Live Report)

comments(0), trackbacks(0), pookmark

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