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by Mizutamari (From Japan)
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<< 10/22(土) 東京キネマ倶楽部 〜 サロン・ド・キノコ〜ゲバゲバ大革命 <前編> | main | THEE MICHELLE GUN ELEPHANT 「High Time」 >>

10/22(土) 東京キネマ倶楽部 〜 サロン・ド・キノコ〜ゲバゲバ大革命 <後編>

 

 

メジャー・デビューから早6年、何ら変わらぬ不動のキノコ・クオリティを(以下略)

 

 

それではライブ・レポ後編、参ります。前編はこちらで。

 

"月よ常しえに"の終了を待たずに、一礼して舞台を後にした支配人ことマリアンヌ東雲。

演奏隊はそのまま残って、しばらくはケメちゃんのギター・ノイズに聴き惚れていると、

その流れで"エロス + 独裁"に突入。外連味たっぷりの妖しい雰囲気は、以前の実演会で

観た時よりも遥かエロティックで、3人が生み出すグルーヴが実に気持ちいい。しばらく

すると、お色直しを終えた支配人が改めて登場。その姿は、それこそ映画や舞台の一場面

のようだ。キネマ倶楽部という場所は、やっぱりキノコホテルにとって、これ以上は無い

くらいによく似合うハコなのだ。

 

続けて披露されたのは"球体関節"で、何となく納得した私。前半はほとんど最新作からの

楽曲が中心だったのだが、それはバンド側の明確な意思が働いていたのだなと。最新型の

キノコホテルと、旧来のキノコホテルとの絶妙な融合。唸りを上げる攻撃的なオルガンと

共に、こちらが驚くほどの絶叫を迸らせるマリアンヌ嬢。彼女は、キャリアを重ねる毎に

――語弊があるかもしれないが――所謂ロック魂が目に見えて増大している気がする。

まさに、『燃えている』のだ。

 

音源どころか、私が今まで観た実演会の時よりも更に過激にパンキッシュに、凶暴化した

"愛と教育"は、ジュリエッタ嬢のぶっといベース・ラインが最高にヘヴィ。そこらのサブカル

兄ちゃんバンドが泣いて逃げ出す迫力である。"愛はゲバゲバ"なんてタイトルではあるが、

何処か切ない、女の弱さと情念が絡みつくキノコホテル節(サビのメンバーによるコーラスも

最高!!)全開の楽曲も、イントロにおけるケメちゃんのギターにせよ、支配人の歌い回しにせよ、

きっちりと自分たちの音楽をアップデートさせているのだと感じた。キノコホテル流ハードコア

"恋の蟻地獄"もやっぱり凶暴化。ギター・ソロの際のファービーのロールを使ったドラムスの

安定感たるや。2016年版キノコホテルが恐らく最も如実に表れた"回転レストランの悲劇"

バンド・アンサンブルも本当にカッコ良かった。コンセプチュアルでありながらも、あくまで

楽曲至上主義というバンドの、マリアンヌ東雲の基本的態度が今も変わらないからこその、

得難い個性が此処に在るのだ。

 

支配人(SG使い)とケメちゃんの怒涛のツイン・ギター(笑)が楽しめる"セクサロイドM"を経て、

本編ラストはお馴染み"キノコノトリコ""キノコホテル唱歌"。グダグダのMCも、お約束の

メンバー紹介も、こちらが求めている伝統芸能の如きパフォーマンスは、基本的にきっちり

こなす彼女達、やっぱりプロです。が、いつものようにケメちゃんによる支配人紹介の後に、

オルガンの上に立って踊るマリアンヌ……何とバランスが保てずに落下! 怪我が無くて

なによりだったが、「年齢を感じる」といったような自嘲気味な発言も出る始末。うーん、

私も初めてキノコホテルのライブを観てからもう6年。そりゃ、歳も食うわな(苦笑)。

 

 

アンコールに応え、最初に出てきたのはケメちゃんとファービー。長く活動を共にしている

割には、何か不思議な距離感を保っている2人だよなあ、というかキャラ作り全くしてないね、

とか何とか思っていたら、ファービーの口から「今日のライブはDVDになる(らしい)」という

情報が!! そのお陰で、従業員もお色直しさせてもらえたとか(とても可愛らしい衣装でしたな)。

とはいえ、支配人の気持ち次第ではDVDお蔵入りも有り得るなどという不穏な発言も出る中、

続いて登場したジュリエッタ霧島。何か台車を押してきた……と思いきや、グッズ販売の

宣伝を開始(笑)。ジュリエッタ霧島改めジャパネット霧島です、などという微妙なギャグを

交えつつ、ロリータ・ボイスでしっかりグッズ宣伝する彼女を観て、この2年間で何があった

のだろうなどと考え込んでしまった私であった。

 

茶番劇も含めての実演会、というわけでひとたび演奏すれば、現代ガールズ・ロックバンドの

中でもトップ・クラスにカッコいいキノコ達。アンコール一発目は最新作の中でも、また新たな

キノコホテルを感じさせるビート感覚、グルーブを持った"赤ノ牢獄"であった。この楽曲は、

ファービーのドラムスの成長あってこそのものだろう。しばらくして再びドレスアップして

登場したマリアンヌ……あ、また転んだ。そのままヌード劇場のダンサーの如き振る舞いを

見せるも、誤魔化しきれず(苦笑)。とはいえ、間延びしてしまうこともなく、強引にキノコな

ワールドに引きずり込む手腕は、やはり彼女達がメジャーという世界で活躍するプロであるが

ゆえのもの。続けて"白い部屋"、個人的には久々の"真夜中のエンジェル・ベイビー"を披露。

どうやら他の公演ではこれで終了していた?ようなのだが、DVD化予定の公演といったことも

あってか、2曲終えた後に、マリアンヌによる長い語りが始まった。もうドジっ子キャラとして

生きることを宣言したり(笑)、DVD化するにもほとんど使えない映像ばかり、キングレコード

に頭下げる、などというリアルな発言も飛び出したり、といつものマリアンヌ節ではあったが、

やはり来年で10周年という事実に対しては、色々と感慨深いものがあったのであろう。創業時

の思い出を語ったり、彼女らしからぬ感傷的な雰囲気もほんのり漂っていたように感じた。

そして、何と来年6月には赤坂ブリッツでの単独ライブ開催が決定したという嬉しいお知らせも。

とはいえ、本当にブリッツを埋められるのか、当の本人達が戦々恐々としていたのには苦笑い

だったが……勿論、私も一胞子として、なるべく馳せ参じるつもりだが。

 

グダグダな雰囲気とメモリアルな空気がキノコホテルという磁場の中で不思議に混ざり合う中、

ラストに披露されたのは"真っ赤なゼリー"。今夜の公演は、過去の定番のキラー・チューンも

あまり演奏されず、ネクスト・モードに突入した彼女達の想いを強烈に感じていたからこそ、

最後の最後でこの曲っていうのがね、ずるいというか……不思議な感動を覚えましたな。

 

 

支配人曰く、日の目を見ることの無い(笑)活動ながらも、コンスタントに作品をリリース

し続けて、来年で10年という大きな節目を迎えるキノコホテル。ヒット曲を生んだわけでも

なく、何か音楽シーンに大きな波を起こしたわけでもなく、ムーブメントに括られることも

なく、あくまで独立独歩でここまでやってきた彼女達の功績はもっと評価されて然るべきもので

あろう。何より、これで一区切りというわけではなく、キノコホテルの音楽にはまだまだ先が

ある。それは最新作を聴いた時に感じたことでもあるが、やはり実演会で今の彼女達が鳴らす

音楽を観て聴いて体感して、改めて確信したことなのだ。個人的には、もう2年なんていう

空白期間を設けることは無いだろう。また以前のように、いつでもカッコいいキノコ達の

実演会に、出来る限り足を運ぶことだろう。

 

来年以降の動向も実に楽しみだ。ありがとう、キノコホテル。

 

at 23:25, 某スタッフ, Music(Live Report)

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