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11/22(火) 恵比寿ガーデンホール 〜 BLOOD ORANGE初来日公演レポ。

 

 

拙ブログにて記事にしてから早2年、まさか来日公演が実現するとは夢にも思わなんだ。

 

というわけで、間が空いてしまったがBLOOD ORANGEの初来日公演に参戦してきたので、

いつも通り好き勝手につらつらと書いていこう。

 

今年リリースされた通算3枚目となる最新作Freetown Soundも高い評価を得て、ここ日本に

おける知名度も飛躍的に高まっているように感じられるが、事実今回のライブはチケット完売。

場所は恵比寿ガーデンホールというオシャンティなハコで、キャパは1500人程度というの

だから、ソールドアウトしたというのは、なかなかの快挙と言えるだろう。

 

今回はこの手の音楽好きな、世代もバラバラの同僚3人で行ったのだが、オーディエンスの

年齢層自体もそれなりにばらけていて、サラリーマン風のオッサンも結構いた。Test Icicles

時代から、彼、Dev Hynes氏を追いかけてますといったようなインディ・ロック好きな面々は、

思ったほどはいなかった印象。恵比寿という場所に相応しいお洒落なメンズにガールズ、

ギラギラに派手なファッションで着飾った子達もいて、勿論外人も多くいる。そんな雰囲気。

私のように、MANSUNのカヴァーで手の平返ししたような奴は、まあいなかっただろう(笑)。

 

定刻を20分ほど過ぎてからライブはスタート。まずはハインズ氏と女性コーラスだけが

登場……と、先に書いておくが、このコーラス担当の女子の存在感たるや半端なく、ほぼ

坊主に近いヘア・スタイルでまるでエイリアン3のシガニー・ウィーバーかよと思って

しまったくらいなのだが、中性的というのでもなく、その物凄く整った顔立ちと肉感的

スタイルが妙に艶っぽくて、ハインズ氏と同じくらいの観客からの熱い視線を浴びていた。

って話が逸れたが(笑)、そんな2人だけで始められたのは"By Ourselves"。特別な演出も

無い、シンプルな始まりだ。そのままギタリスト兼キーボーディスト、ベーシストに

ドラマーが加わって、アルバムと同じように続けて"Augustine"が披露された。もうこの

時点で、今日も素晴らしいライブ体験になるぞと確信していた私であった。

 

最新作の楽曲のみならず、1ST作から"Champagne Coast"が披露されたり、2ND作からの

"You're Not Good Enough"(個人的にこの楽曲の美しさには感動した)や"Chamakay"なども

披露。他の国でのセットリストをざっと確認した限り、結構日本では他とは違う内容に

なっていたというのも興味深い。ともあれ、ハインズ氏のメロディ・センスの美しさは、

ライブで体感するとより際立つことが分かったので、早速結論付けてしまうが、それが

一番の収穫だったかな。個人的には。音源ではさらりとした印象だった曲も、こんなに

美しいメロディだったっけ?! と思ったりもしたし。ハインズ氏の歌声も、卓越した

ヴォーカリストというわけではないが、押し付けがましくない上品な美を備えており、

上述した女性コーラスとの相性の良さも相まって、BLOOD ORANGEの世界観には

ぴったりの声質であったのだ。

 

PV映像でも確認できたように、彼のパフォーマンスはかなり陶酔系(笑。私の大好物なタイプ

です)で、華麗にターン、ステップ!! ビートに合わせてダンスに興じたり、と自己アピールが

想像以上に強い。が、ソウル〜ファンク、R&Bというジャンルの持つ"いなたさ"は皆無で、

何処か都会的クールネスが感じられるのは、恐らく彼がイギリス人であり、00年代英国

インディ・ロック畑という出自が、あの醒めたクールネスが尊ばれていた時代の申し子と

言える世代(彼は85年生まれである。アレックス・ターナーやルーク・プリチャードといった

面々と同世代なのだ)ならではの雰囲気が、そうさせているのかなと個人的には感じた次第。

それもまた、彼の音楽を面白くしている要因なのかもしれない。

 

アルバムではマルチ・プレイヤーのハインズ氏がほぼ1人で楽器を演奏していたので、ライブは

どのようになるのかと思っていたのだが、上述したように、実に伝統的な、シンプルなバンド編成

でのライブであった。Test Icicles時代はギタリストであったハインズ氏を含めメンバー全員が

水準以上のプレイヤーなのだが、物凄いケミストリーが生まれていたというよりは、やはり

ハインズ氏のセンスを昇華させる為のバンドといった趣が強かったかな。10年以上も前に、

「俺はギター・ソロが好き」と公言しているハインズ氏なので、熱くエモーショナルなギター・

ソロを延々と弾き続ける場面もあったりして、BLOOD ORANGEというアルター・エゴの中で、

プロデューサーとしての彼とフロントマンとしての彼とプレイヤーとしての彼とがせめぎ合って

いるような、そんな印象も受けた。やっぱ面白い(笑)。

 

MCは控え目、本当に控え目だったように思う。曲の途中で「HELLO,TOKYO」ってさらりと言った

くらい? 初来日の感慨とかを長々と語ることもなく、ひたすらストイックに演奏だけで魅せた

ライブとも言える。後半には二―ナ・シモンズのカバーを披露したのだが、その時に前置きと

して少し喋ったくらいかな。

 

アーバンな雰囲気の"Uncle Ace"、そしてハインズ氏1人で弾き語った"Better Numb"(これまた

メロディの美しさが際立っていた!!)で1時間弱のライブは終了した。アンコールも無かったし、

ショーケース的なコンパクトなライブであったが、フロアの照明が点いても鳴りやまなかった

拍手が、今回の公演の成功を端的に示していた。まあそれでも、もう少しやって欲しかった

かな。素晴らしかったが故に、物足りなさもあったというわけで。

 

 

Dev Hynes氏が今後どのようなビジョンを持って、自身のキャリアを積み上げていこうとして

いるのかは分からないが、私としては、BLOOD ORANGEは勿論、このツアー・バンド自体に

大きな可能性があると感じられたので、もっとライブの場数を踏んで、次は夏フェスなんかで

再来日すればいいと思う。日本での人気はアーティスト側にも伝わったはずだから。

 

ともあれ、素敵な夜だった。ありがとう、BLOOD ORANGE。

at 23:30, 某スタッフ, Music(Live Report)

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