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by Mizutamari (From Japan)
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<< 3/4(土) 東京キネマ倶楽部 〜 CREATURE CREATURE "Death Is A Flower: The Second Volume" Final | main | 2017年の英国グルーヴ。 〜 Formation >>

3/6(月) 渋谷WOMB 〜 PURITY RING来日公演レポ。

 

 

随分と遅くなってしまったが、個人的には2017年初となる海外勢のライブとなった、

PURITY RINGの初となる(来日経験はフジロックのみ)単独公演に足を運んできたので、

簡単にではあるがつらつらと感想を述べていこう。

 

彼女たちことは、拙ブログにおいては大々的に取り上げたことはなかったが、アルバムは

2枚とも愛聴していたし、来日ラッシュが続く中で、きっと彼女たちのライヴは今観るべき

ものだろう……という長年のライヴ人生で培った勘に従った結果、非常に興味深いライヴを

体験することができたのだ。情報と体験とがごちゃ混ぜになって、その蓄積から生まれた

直観というのは結構信用できるものである。

 

渋谷WOMB、ライブハウスというよりかはクラブではあるが、以前このハコに行ったのは

TWO DOOR CINEMA CLUBの時か。やばい、もう6年も前じゃないか(苦笑)!! 今の彼らが

こんなハコでライヴなんてやったらパニックになってしまうだろうな。それはさておき、

残念ながら、今回の単独来日公演は、告知不足なのか知名度がそもそも低いのか分からない

のだが、完売御礼というわけにはいかなかったし、外国のお客さんが大勢いたところに、

日本における立ち位置が見えてきてしまったのも事実ではあるが、その分すんなりと

最前列付近で鑑賞することができた。

 

場内が暗転し、最初にステージに現れたのはトラックを手掛けるCorin Roddick氏。

ナイーヴそうな青年であったが、事実この夜は一言もMCを発することもなかった。

彼の手によるシンセ・サウンドが流れ始め、その後ヴォーカルと作詞を担当している

Megan Jamesが登場。彼女、なかなかに個性的な出で立ちだったのだが、ブロンドに

特徴的な太い眉、というので何故かMADONNA(87年くらいの)を思い出してしまった。

まあそんなことはいいが、ライヴは最新作Another Eternityの冒頭を飾る

"Heartsigh"でスタート、という実にオーソドックスな流れ。が、単にオケを流して

歌うなどというつまらないスタイルではなく、コリン氏を囲むように設置されている

照明……恐らくはシンセ・パッドみたいなものが付いているのだと思うが、それらを

叩く度に、その楽曲それぞれに合った色の光が浮かぶという仕掛けである。より広い

会場では、すだれのような照明演出があるようなのだが、今回それはスクリーンに

映し出された映像で代用。それでも、英国が誇る名門レーベル4ADに見初められた

という事実、その理由を端的に表すが如き、PURITY RING独自の美学は十二分に

伝わってくる。終始薄暗いフロアの中で揺らめく、光と音が交差するスペクタクル。

無論、パッドを叩くタイミングがずれたら相当恥ずかしいことになるのだが、元々は

ドラマーであったというコリン氏、リズム感覚も優れているようだ。

 

続いて披露されたのはデビュー作Shrinesから"Amenamy"。先に書いてしまうと、

今回のライヴは2枚のアルバムをバランス良くミックスしたセット・リストとなって

いて、どの曲でもイントロから歓声が上がっていたことは強調しておきたい。

 

リード・トラック"Push Pull"ではより大きな盛り上がりを見せた。ライヴで体感すると、

現代的なヒップ・ホップやダブステップなどの音楽から影響を受けたと思しきビートは、

予想以上に腰にくる重みがある。それでいて、何処か懐かしく、親しみやすい旋律を

歌い上げるミーガン女史のヴォーカルが、PURITY RINGの音楽におけるポピュラリティを

高めていることは間違いないだろう。彼女自身は、衣装等も自身が手掛け、実際にこの目で

観たライヴ・パフォーマンスも含めて、明らかにアート寄りの感性の持ち主ではあるのだろう

けど、その歌声は、しつこいようだが4AD所属のアーティストらしい、何処か神秘的な美学を

持ち合わせていながらも、高尚になり過ぎないという絶妙な魅力がある、というのは非常に

大事な事であると感じた。MCは控え目ではあったが、時折見せる笑顔は実にチャーミング。

気難しい人なのかな、と勝手に思い込んでいたが、素朴そうな雰囲気もありましたね。

個人的には、それも今回の収穫です(笑)。いざパフォーマンスとなると、己の美学に則った

世界に没入するタイプのアーティストなのだろう。

 

何となく、PURITY RINGのことを、ありがちなドリーミーなシンセ・ポップなんだろと敬遠

していた人たちは、ライヴでこそ彼女たちの音楽は体験すべきだ。こういう音楽だからこそ、

ライヴという場でどのように表現するのかでその本質も見えてくるというものだが、ふわっと

した雰囲気重視の環境音楽などではなく、繰り返しになるが、独自の"世界"をステージに現出

せしめることのできる2人なのである。彼女たちの楽曲の中では、特に攻撃的と言えるビートが

ライヴではより強調されていた"Sea Castle"辺りを体感してみるとよい。

 

楽曲は失念してしまったのだが、ミーガン女史による、うむ、何と言っていいか、扇状に

なっている、照明の集合体みたいな装置を使ったパフォーマンスも実に美しかったな。

どのような仕掛けになっているのか、手袋をしたミーガン女史が、先述した照明から

発せられる光源に触れると、指先から光が反射していくというか……なかなかお目にかかれ

ないようなパフォーマンスであった。

 

満を持して披露された"Fineshrine"で改めて大きな盛り上がりを生んだ後、長めのMCが入った。

フジロックに参加したこと、また日本に来られて嬉しいといったようなこと……奇を衒った

ような発言は一切せず、誠実な態度でこの日集まったオーディエンスに感謝の意を述べて

おりましたよ。ラスト曲は"Begin Again"。前列では合唱も生まれて、大団円でライヴは

終了。アンコールも無く、正味一時間程度のライヴではあったが、私個人としては十分満足

できる内容であった。

 

 

次回はもっと大きな会場で、演出やセットなども完璧な状態でのライヴが観たい。勿論、

いつになるのかは分からないが、新作にも期待したいものだ。

 

ありがとう、PURITY RING。

 

 

at 23:31, 某スタッフ, Music(Live Report)

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