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by Mizutamari (From Japan)
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<< 2017年の英国グルーヴ。 〜 Formation | main | 4/9(日) After Hours'17 前編 >>

4/7(金) TSUTAYA O-NEST 〜 ALCEST来日公演レポ。

 

 

右手を振り上げて観客を煽るNeige氏。今回のライヴは、このような光景を何度も観る

ことができたのは、私にとっては驚きでもあったし、興味深くもあったな。

 

前回の来日公演から早三年、ALCESTが日本に再び戻って来た。それなら観に行かなくてはと

馳せ参じてきたわけだが、結論から言えば、今回も素晴らしいライヴ体験を味わうことが

できたのだが、上述したように、色々と驚きもあったし、また違った面白味を感じる瞬間が

多くあった。以下、駆け足で感想を述べていく。

 

●Sigh

 

日本が誇る、川嶋未来氏率いるブラック〜エクストリーム・メタルの先駆的存在。それくらいしか

知識が無かったので(女性メンバーがいるんだ! なんて驚いたくらい)、その分まっさらな気持ちで

彼らのライヴを楽しめた。彼らの長い歴史における音楽的変遷を考えれば、下手にジャンルが

どうのと語るような愚は避けたいところだが、現在の彼らには、ヴァイキング・メタル的な要素も

あるのだなと感じた。とはいえ、妖精が住んでいてもおかしくないような欧州の風景などは存在

しない、あくまで日本的感性のフィルターを通した上での世界観から生まれたサウンドなのかなと。

 

ブルータルなデス・ヴォイスのみならず、アヴァンギャルドなメタルには必須(という気がする)の

サックス奏者でもあるDr. Mikannibal女史の存在感も物凄く、観ていて楽しかった。妖しいメイクも

決まっていたが、所々で盛り上がる時に跳ねまわっている姿は、可愛らしくもあったな(笑)。

 

●Vampillia

 

彼らが主催するイベントあってこそのALCEST来日なので、ともあれ感謝しかない。ALCESTの

ファンなら皆、そう思っているはずだ。

 

ライブそのものは、相変わらずベーシスト氏(今回は化粧はしていなかった、結構なイケメン)による

本気とも冗談とも取れる茶番というか前口上もありつつ、"ブルータル・オーケストラ"の名に相応しい

サウンド、ライヴ・パフォーマンスを見せてくれた。音の印象としては前回感じたのとあまり変わる

ことはなかったが、むしろ、彼らの鳴らしたい音と私の感性には決定的なずれがあることが、今回

明確になったように思う。それもまた、好みというか価値観の違いであるので、致し方ないことでは

あるが。あえて苦言を呈すなら、大所帯ならではのカオティックな轟音サウンドというものは、

それぞれの役割が明確であり、必然であるからこそ成立するのだ、と私は信じていて、少なくとも

今回のライヴを観た限りでは、ヴァイオリン奏者とドラマー(RUINSの吉田達也氏!!)の技量に

頼り過ぎているようにも感じられた。両者と比べて、他のメンバーの音の存在感が負けてしまって

いるというか。

 

本人達にそんな意図などは全くないことも、重々承知の上ではあるが……。

 

●ALCEST

 

前回、私はバンドの首謀者であるネージュ氏が直接的に影響を受けたであろう、80~90年代初頭の

英国NEW WAVEやPOST PUNK、シューゲイザーは勿論のこと、90'S USオルタナ的要素を感じたと

書いたのだが、ネージュ氏が誇らしげに着ていたTシャツがダイナソーJRだったので、思わずにやりと

してしまった(笑)。相変わらず(シャツを除く)見た目だけなら思いっ切りメタラーな4人ではあったが。

 

冒頭の"Kodama"、ブルータルな一面も見せる"Je suis d'ailleurs"の2曲までは、若干乗り切れていない

雰囲気もあったが、3曲目"Ecailles De Lune - part 2"辺りからは右肩上がりで調子が上がっていき、

夢想的な美と闇、双方を巧みに表現するALCEST流儀のサウンドにすっかり没入することができた。

所謂メタル的要素が希薄であった前作Shelterと比べると、幾分かブラック的要素が強まっていた

最新作Kodamaからの楽曲中心のライヴであった為、前回のライヴよりも激しくダイナミック。

かつ、これは冒頭でも述べたように、ネージュ氏はツアーを重ねていく上で心境の変化があったの

かもしれないが、右手を振り上げて観客を煽り、クラップ・ハンズを促し、MCではちょっとした

冗談を言う場面も。何というか、フロントマンとしての自覚が出てきたように感じたな。

 

特筆すべきは、彼らの鳴らす轟音の見事な音のバランス。決してうるさすぎず、控え目でもなく、

音圧に頼り過ぎることなく、それでいて迫力あるギター・ノイズに包まれていく感覚は陶酔の一言。

ライヴ・バンドとして素晴らしいレベルに達しており、もっと大きな会場で多くの人に観て欲しい、

そんな事を前回以上に感じさせたのである。

 

ラスト曲は前回と同じく10分を超える"Délivrance"。今回唯一披露されたShelterからの楽曲

であるというのは、何やら示唆的であろう。現在のALCESTの姿を、強く印象付けたのであった。

 

終わってみれば、既に時計は23時近くなっていた。アルセストの轟音、その美学は、やはり他の

バンドでは味わえない、得難いものであることを理解した、素敵な夜であった。

 

ありがとう、ALCEST。

 

 

※2014年4月13日(日) ALCEST来日公演の記事はこちらで。

at 23:59, 某スタッフ, Music(Live Report)

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