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by Mizutamari (From Japan)
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1/23(火) 日本武道館 〜 Kalafina 10th Anniversary LIVE 2018

 

 

 

久方ぶりに、1日置きというペースで非常に濃い、かつ全くジャンル違いのライブを

2本観た2018年1月……正直、全ての面で劣化中の38歳児には感動と疲れとが相まって、

現時点でもなかなか考えがまとまらない上に、ここ数日の異様な極寒具合にやられつつも、

とりあえずこの記事を書き始めている。

 

私にとって、今年のライブ初めはKalafinaの10周年記念公演と相成った。Kalafina初体験

となった2016年9月の日本武道館公演から1年と4カ月ぶりの再会であった。

 

前日の大荒れだった天候の余波が色濃く残る日本武道館。趣のある光景ではあったが、

趣を楽しむ以上に寒い。物凄く寒い。更には平日の火曜日という、ライブの開催条件

としては良くない日程であったにも関わらず、この日はおそらくソールドアウト、客層も

老若男女問わず、多くの観客でごった返していた。物販の行列に至っては、去年年末の

BUCK-TICKに劣らないほどで、今回も私(と後輩)を誘ってくれた親友が実際にその行列に

並んでいたことを後から知って、正直呆れた(笑)のと同時に、Kalafinaファンの情熱と

熱気を感じた次第。さすが、ビジュアル系とファン層が被っているだけのことはある(?)。

 

今回も非常に良い席で、思いっ切り真横(Wakana側)ではあったが、1階席の前から4列目、

カメラを向けられたら確実に映ってしまうであろうレベルに、ステージに近い場所。

前回以上にメンバーの表情や動きをはっきりと観ることが出来た。

 

ほぼ開演時間ぴったりに場内が暗転し、サポート・メンバーが登場。すっかりお馴染みの面子と

いうことで、サポートとはいえそれぞれのプレイヤーに大きな歓声が上がるというのが良い。

しばらくして、3人の歌姫がステージに降り立った。今回の公演はファン投票でセットリストを

決めるという、彼女達にとっては初の試みがあったということなのだが、オープニング曲に

選ばれたのは、壮大な景色が広がっていくような"ring your bell"であった。見事な調和を見せる

カラフィナのハーモニー、10周年ということで僅かに緊張の面持ちであったし、若干の硬さを

感じなくもなかったが、それ以上に、たった2回しか彼女達のライブを体験していない私なんぞが

口にしてはいけないとは思うのだが、あえて言うなら前回と比べても、ある種の調和を超える

程の迫りくるエモーションに感動させられたというのは、先に結論をとして書いておこう。

 

続けて前回ではアンコールラスト曲であった"未来"。ポジティブな光に包まれていくような楽曲で、

早速満員の観客による手拍子も巻き起こる。梶浦由記という稀代の作曲家が生み出していく音楽を、

Keiko、Wakana、Hikaruという3人の巫女が歌い紡いで世界へとリンクしていく様は、やはり極上

な神秘的体験を我々に与えてくれるのである。

 

ここでMCが入ったと思うが、やはりアニバーサリーな公演ならではの想いを込めた内容であった。

続けて披露されたのは"lilica"。シングルのB面曲ということで、こういう楽曲が選ばれるという

ところに、Kalafinaファンの濃さが分かるというものだろう(笑)。続く"満天"で、何故か涙を

禁じ得なかった私(と後輩)。ワルツのリズムで綴られる、美しいストリングスと激しいギター・

サウンドは、我々のような人間にはツボに入らざるを得ない。"屋根の向こうに"にせよ、

"storia"にせよ、取り憑かれたかのように3拍子やワルツ、ハチロクのリズム・パターンばかり

というのは、梶浦女史の趣味なのかは分からないが、ともあれKalafinaの音世界にぴったり来る

ものだという事だろうし、聴いている私(LUNA SEAファン歴24年)としても馴染みやすい限り

である、というのは前にも書いたな。でも、改めて書いておきたい。

 

ワールド音楽風のパーカッションから始まる、個人的にとても好きな(親友には渋い、詩人だと

言われました)"夏の林檎"が聴けて感謝感激。「何もない夏でした」とWakana嬢の澄み切った

歌声で語り掛けるようなフレーズが物凄く好き(笑)。ベルセバの"a summer wasting "

思い出す。私だけか。イントロのタイトかつエモーショナルなギターですぐそれと分かった

"sprinter"では、感激のあまり思わず立ち上がってしまった。過去のライブ・アルバムなんかを

聴いても、割合にアコースティックで演奏されていることが多いように感じていたので、本来の

バンド・セットで聴けたのは本当に嬉しかったな。個人的に歌声推しのHikaru嬢による、力強くも

何処か哀切を帯びた歌唱に心が震えた。後のMCで、この曲はKalafinaにとってもファンにとっても

非常に重要な楽曲であり、特にHikaruにとっては初めてKalafinaのメンバーとして初めて歌った曲と

いうことで、思い入れも人一倍であったことが分かったので、ますますこの曲が好きになったな。

 

立て続けに楽曲を披露した後のMCでは、Keiko嬢だったか、今回はとにかく出来る限りMCも

減らして、曲を届けたいといったような想いを述べていたのが印象深い。実際にそうなった公演

であった。10周年ならではのスペシャルな演出もあって、デビュー曲"oblivious"では、グループ

誕生のきっかけとなったアニメ作品『空の境界』がスクリーンに流れるという、ファン垂涎の

一幕も。余談だが、今回の公演では"Magia""Lacrimosa"も選ばれず、FATE関連の楽曲が多く

選ばれていたことを思うと、Kalafinaファンの心情のようなものが何となく伺えたり……(笑)。

初期のアルバム曲や、先述したようにB面曲も多く選ばれていたからなあ。

 

アルバムのコンセプトの説明と共に披露された"red moon"は、まさに梶浦ワールドにどっぷりと

浸ることのできるパフォーマンスで、シアトリカルな要素も含んだKalafinaの立ち振る舞い、

その歌声、そのハーモニーは、限りなく美しく情熱的である。天上から降り注ぐが如きWakana嬢の

ハイトーン・ヴォーカル、しっかりと土台を支えつつ強烈な存在感と美とを現出させる魅惑的な

Keiko嬢の低音パート、この曲で心掛けていることに"焦がれる想い"と"劣情"という言葉を挙げた

Wakana嬢……三者三様の歌声のコントラストは、何処までもドラマティックである。

 

この辺りから疾走感のある楽曲が立て続けに放たれる。狂おしいバイオリンから熱いギターソロも

聴きどころな"adore"、ビジュアル系度高しなサビがたまらない、観客が総立ちで盛り上がった

"to the beginning"、エレクトリックなビートと歌謡曲的な香り濃厚なメロディが見事に融合している

"progressive"(こういう曲はHikaru嬢の現代的な歌声が良く似合う)、前回もそうだったが、一際

歓声が大きかった"音楽"……自身の美しさを骨の髄まで理解しているであろう、Keiko嬢による

パフォーマンスが天晴と言いたいほどに素晴らしかった(笑)。重厚なビートから、やはりV系的な

伸びやかなサビ(こういうのはWakana嬢がよく担当しているイメージ)に聞き惚れる"heavenly blue"と、

クラシック音楽として聴きにきたのであろうお年を召された方々さえも、思わずロックさせる楽曲が

ちゃんとあるのも、Kalafinaの音楽の幅広さと言えるだろう。

 

親友と後輩が号泣必至とライブ前から言っていた"君の銀の庭"は、演奏陣による見事なインスト・

バージョンで披露。アコーディオン奏者とピアニストによる、リリカルな会話劇のようなプレイが

非常に印象的かつ感動したな。ああいうの、当たり前だけどプロフェッショナルなプレイヤーでないと

絶対に出来ないから。前回もそうだったが、Kalafinaはメンバーもサポート陣も、絶対的な本物の

プロであるからこそ生まれる音楽であって、そういう面子でないと成しえないライブというものが

あるという事は、拙ブログでも何度となく言及している通りである。勿論、インディ・ロック的な

アマチュアリズムが尊ばれる音楽にも、そうであるからこそ生まれ得る素晴らしさがあるのだ。

 

閑話休題。演奏陣による素晴らしいパフォーマンス中にお色直しを敢行していた3人娘、何と

ウェディング・ドレスのような衣装で登場し、"ひかりふる"と現時点での最新シングル"百火撩乱"

披露。万感の想いがメンバーにもファンにも去来する中、Keiko嬢による「たくさんの人が選んで

くれた曲」といったMCと共に始まった"アレルヤ"で、長いライブは幕を閉じた。3人はステージの

端から端まで行き来して、1人ずつ溢れ出る感情そのままの言葉を発していた。涙を見せたWakana嬢、

ちょっと不思議ちゃんなキャラは変わらず(笑)な末っ子ならではの無邪気さも魅力のHikaru嬢、フロントに

立つ身としての役割をきっちりこなし、声を枯らしてサポート・メンバーの紹介も果たしたKeiko嬢……

最後は全員がステージに集合して、深々と頭を下げた面々に、惜しみない拍手が送られたのであった。

 

 

熱心なファンなら、例の騒動について一言も触れられなかったことに、ある種の疑念、もっと言えば

不安を抱いた人も在るやもしれぬ。門外漢の私ですら、言いたいけど言えないことがある、といった

ような雰囲気を察したのも事実だ。高潔な芸術家とビジネスというのは、上手く噛み合わない時に

大いなる悲劇が起きるということは、音楽史においてもままあることなので、情報を待つしかない

聴き手にとっては、もやっとした時間はまだ続きそうである。そういった要因が、ギリギリの緊張感が

孕む焦燥のようなものが、上述したような言い知れぬエモーションを生み出したのなら皮肉であるかも

しれないが、それこそクラシック的な、音階的に正しいメロディをなぞるだけではない、複雑に揺れ動く

感情が、3人のハーモニーに鬼気迫る慟哭のようなものを生み出していた事に感動した身としては、

何とも複雑ではある。

 

それでも、今回の公演の選曲にせよ、MCの端々に感じ取れた彼女達の想いにせよ、そこにあったのは

未来志向の眼差しであり、音楽に対する敬虔なまでの愛情、観客への深い信頼であったことは、

私のように熱心なファンとは言えない一音楽狂の身としても、やはり言及しておきたいのだ。

 

素晴らしい"音楽"をありがとう、Kalafina。また何処かの舞台で会いたいものだ。

 

 

at 23:54, 某ライター, Music(Live Report)

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comment
蛆癒え, 2018/02/06 10:26 PM

遅くなりましたが、お疲れさまでした。
軽く5,6回は泣いてました(笑)

そして、アレルヤで決壊しました。新木場のNINのHurt以来です。

例のやつは動向を静観するしかないっすが、また行きましょう。










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